いつも違う形をしている
いつも変わらない日常でも外を出て見上げれば空に浮かぶものはいつも違う形をしている。
それは雲だ。
雲は空気中の水蒸気がまとまった水の粒が集まったもので、太陽の光に反射して白く見える。
また黒くなるのは雲の層が厚くなると太陽の光をさえぎってしまうとその色になる。
なぜいろいろな形をするのかは、水蒸気の量や風の動きで変わるそうだ。
家族と雲の形を見てあれはあの生き物に似ているとかあの建物に似ているとかそのような話をしていて
父は、入道雲をお相撲さんが腕を組んでいるような形しているといっていた。
入道雲は積乱雲のことだが、強い上昇気流によって垂直に発達してできた雲で激しい雨や雷雨になることがある。
時に父は、積乱雲の形を雷神様か風神様のように見えると言っていたが、ある意味自分もそう見えておかしくない。
小さな雲が小刻みに並んでいる雲を人々はうろこ雲とかイワシ雲とか言っている。
そのような雲は巻積雲の一種で低気圧が接近し大気の状態が不安定になるとあのような形になるらしく
天気が急に悪くなるそうだ。
小学生のころ友達は糸状のような雲を地震雲だと言っていた。
地震雲と呼ばれている雲が地震と関係があるのかは科学的にはわかっていない。
地震の前触れでそのようなことをいう人が多いが
自分が住んでいる日本は地震が多い国なので、友達が地震雲だと言うと嘘ではないような気がしてしまう。
最後に自分が撮った写真を一枚公開しようと思う。
写真の中央の雲の形が魚のような形に見えないだろうか。
魚の背びれに似たラインが走っていて、形状が魚のように見えてしまうのだ。
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